目的の遺伝子を自在に改変するゲノム編集技術
Genome Editing Technology for Precise Modification of Target Genes
研究テーマ
- 最先端の遺伝子改変技術「ゲノム編集」の新規技術の開発
- 高効率なゲノム編集ツール「プラチナTALEN」や簡便な遺伝子挿入法「PITCh法」を開発
概要
発生生物学が専門の山本教授は、ウニの研究を行う際、胚の中の遺伝子の働きを光の強さで見ることができれば、正確にその遺伝子の働きが分かると考えた。そうした融合的な研究を進めるためには、光る遺伝子を狙ったところに入れる必要があり、ゲノム編集が必要不可欠であった。
山本教授の研究室では、いち早くゲノム編集技術を導入。他の研究グループは企業から購入する形での導入であったのに対し、2008年から人工DNA切断酵素 第一世代と呼ばれる「ジンクフィンガーヌクレアーゼ(ZFN)」の作製システムを立ち上げ、2010年には最初の論文を発表。
以来、同研究グループでは、ウニの研究を続ける一方で、ゲノム編集技術そのものの研究にも挑み続け、さまざまな独自技術の開発に成功。発表された研究成果は主に次のようなものである(以下はごく一部。カッコ内は発表時期)。
- 高効率なゲノム編集ツール「プラチナTALEN」の開発とその作成システムの開発に成功(2013年11月)
- ゲノム編集技術を用いた簡便な遺伝子挿入法「PITCh法」を開発(2015年12月)
- ゲノム編集技術を改良し、狙い通りの改変結果が得られる確率を高める新技術「LoADシステム」を開発(2018年8月)
- ゲノム編集技術を応用し、遺伝子を高度に活性化する新技術「TREEシステム」を開発(2018年10月)
詳しい研究内容は、下記リンクをご覧ください。
広島大学大学院 統合生命科学研究科 教員インタビューのページへ進みます。
研究を語る | 分子遺伝学研究室 山本卓教授 (hiroshima-u.ac.jp)
本研究に興味のある方は、お問い合わせください。
研究者
山本 卓(Yamamoto Takashi)
広島大学
ゲノム編集イノベーションセンター
教授