広島大学は「自由で平和な一つの大学」という建学の精神に基づき、「持続可能な発展を導く科学」の創生を目指した活動を展開し、大学の責務を果たしていこうとしています。この責務を果たしていくためには、大学単独の活動のみならず、企業の皆様と一緒に研究活動を推進することは非常に重要と認識しております。
本部門は、企業の皆様と広島大学の研究者との有機的な連携を達成するための技術相談、学術指導、受託研究および共同研究など、様々なニーズ・シーズに対応できる産学連携活動を支援する役割を果たして参ります。
企業の皆さまの研究・開発のパートナーとして真摯に課題に取り組んでまいりますので、ご協力およびご支援のほどよろしくお願いいたします。
OI本部産学連携部門では、企業の視点に立った共同研究の企画提案を行い、専門的な人材による集中管理体制のもとで国際市場への展開を視野に入れたプロジェクト運営を行います。
技術シーズの事業化のための実効的な支援を行うため、メンバーは各業界の知識だけではなく以下のような知見を有しています。
(1)海外を含む事業経営や新事業立ち上げの経験
(2)産学連携特有の課題およびその対処方法に関する見識
(3)政府機関および地元自治体とのネットワーク
(4)知財・法務・金融等専門分野の知識
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のシニアフェロー。元㈱デンソー欧州社長兼CTO。欧米滞在歴長く、特にドイツの自動車業界における産学連携やオープンイノベーションの実情を知悉。
シリコンバレーにてCorporate Venture Managerとして、日本への技術提携及び移転案件、スタートアップのDDに従事。海外生活のべ三十年の後2016年に帰国。現在は途上国に対する薬、ワクチン、診断薬の開発に対する官民ファンドの投資戦略部門のシニアディレクター。
ゴールドマン・サックス証券投資銀行勤務を経て、米州開発銀行にてプロジェクト・ファイナンスを中心に15 年間勤務。
現在は、IMPACT ACCESSを立上げ、オープンイノベーション・デザイン思考・海外事業経験を活かした新規事業戦略支援・企画事業運営。東京大学『Beyond AI連携事業』及び東海東京フィナンシャル・ホールディングス『中部オープンイノベーションカレッジ』の各ディレクター。東京大学未来ビジョンセンター客員研究員。
日本興業銀行(現みずほFG)でロンドン勤務を含め21年間、国内外事業金融に従事した後、大手PEファンド、広島県の官民ファンド社長を経て、現在は人材紹介、FAを主業とするコンサルタント会社トライウィンズ代表取締役社長。
広島県庁で,官民ファンド設立などイノベーション推進施策,産学官連携促進施策等を担当。広島大学では,内閣府地方大学・地域産業創生交付金事業等を担当。科学技術・学術審議会 産業連携・地域支援部会 地域科学技術イノベーション推進委員(第9期,第10期)。
三菱重工業㈱にて、入社以来研究開発に従事し、技術本部広島研究所長に就任。
広島大学では、14年間産学連携活動を行い、産学・地域連携センター長として多数の大型共同研究を組成。
産業機械商社に約9年間勤務。民間及び官庁向けに機器のニーズ調査からアフターメンテナンスまで一貫したサービス提供に従事。
九州大学経済学部経済経営学科卒業
楽天(株)EC事業責任者を経て、デジタル領域のスタートアップ企業に共同創業者/取締役COOとして参画。その後、技術商社㈱マクニカでは投資を伴う新規事業開発に従事。
デジタル業界での豊富な事業開発経験と幅広いネットワークを有する。
国内製薬企業において創薬研究(基礎/開発研究、低分子/抗体医薬)に約16年従事。専門は免疫・アレルギー・癌。米国Johns Hopkins大学、台湾國家衛生研究院等の海外機関で研究・コンソーシアムに参画後、2018年より広島大学産学官連携コーディネーター。