カーボンリサイクル
研究テーマ
- CO2の分離・回収
- カーボンから有用物質を作るための水素製造
- 化学燃料・化学製品としての再利用
- CO2によるバイオ燃料の生成
研究内容
広島大学では、CO2の分離回収、材料生成のプロセス、そして工業製品や新たな燃料生成などCO2の有効利用に向けた基本技術の開発及び実証実験を大学院先進理工科学研究科を中心に推進しています。大学院先進理工科学研究科を中心にカーボンリサイクルを教育・研究・産学官連携の柱と定め、今後取り組みを進める予定です。
これに伴い、2020年11月10日にカーボンリサイクルに関連した研究を行っている学内の研究者がそれぞれの知見や研究を共有し、今後分野を融合した取り組みを進めていくために情報交換会を開催しました。その際の動画を掲載します。
1.開会
- 先進理工系科学研究科 研究科長 高田 十志和
2.カーボンリサイクルに関する広島県の動き
- 先進理工系科学研究科 教授 市川貴之
3.カーボンリサイクルの実用化への展望
- 九州大学 鉄鋼リサーチセンター 教授 斎間等
4.広島大学のカーボンリサイクルに関する研究
(1)CO2分離・回収
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- (1)-1 二酸化炭素分離用有機―無機ハイブリッド膜の開発
- 先進理工系科学研究科 教授 大下浄治
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- (1)-2 シリカ系分子ふるい膜の開発と各種ガス分離プロセスへの応用
- 先進理工系科学研究科 准教授 金指正言
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- (1)-3 CO2吸着材の精密合成
- 先進理工系科学研究科 助教 津野地直
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(2)水素製造
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- 低温熱化学水素製造
- 自然科学研究支援開発センター 准教授 宮岡裕樹
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(3)化学燃料として再利用
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- (3)-1 二酸化炭素を原料とするオレフィン重合助触媒―メチルアルミノキサンーの合成
- 先進理工系科学研究科 教授 塩野毅
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- (3)-2 アナターゼ型二酸化チタン単結晶表面の価電子バンド構造と光触媒活性の相関
- 先進理工系科学研究科 准教授 中島伸夫
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(4)化学製品として再利用
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- 有機膜―金属表面の協奏によるCO2電解還元
- 先進理工系科学研究科 准教授 久米晶子
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(5)CO2直接利用
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- (5)-1 バイオマスからの水素製造
- 先進理工系科学研究科 教授 松村幸彦
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- (5)-2 カーボンリサイクルに資するガス発酵技術
- 統合生命科学研究科 教授 中島田豊
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5.今後の展開について
- 副学長(産学連携担当) 河原能久
- 一部の映像に音声の乱れがあります。ご了承下さい。
上述の内容に関心のある方は、「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。